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2014.07.22

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燃料油脂新聞に掲載されました 「トップセミナー」各地で盛況 車検の仕組みづくりを促す 東京会場も”満員御礼”状態

マーケティングインフォメーションコミュニティ(MIC)が各地で展開する「SSトップセミナー2014-社長のための車検獲得術」が好評だ。先行開催の横浜・大阪・東京が盛況裏に閉幕し、9月以降の地方都市開催(札幌、仙台、名古屋、福岡、広島)も高い人気を集めそうだ。

 17日の東京会場も満員御礼状態で開催。将来予想される来店頻度縮小へ強い危機感を持ち、車検拡販に強い意欲を持つSS経営者が集まった。

 冒頭あいさつで増田信夫社長は「油外収益の半分を稼ぎ出すのが車検で、一過性のキャンペーンより通年商品の車検に軸足を置こう」と提唱。車販や自動車保険の入口としても重要であり、結果が出るまでの時間も短い。「経営トップ自らが売れる条件を整えるのがポイント。行動すれば必ず結果が出る」と強調した。

 セミナーはMIC直営店などの具体的な活動実績を開示しながら、車検拡販により効果的な方策を探る形式。同社長は「車検拡販に向け経営者はどこから手をつけるべきか。トータルコストパフォーマンスで分析するとDM、ミラーリング、チラシ、店頭獲得、ポータルサイトの順といえる」とした。

 DMはアナログだが確実に効果があり「仲町台SSでもDMを止めて削減したコストより、失った車検台数の方が大きかった。現在あらためてリスト取りに傾注している」とした。メリットは費用対効果の高さだが、課題はリスト取りのモチベーション維持とした。

 ミラーリングは車検ステッカーが小型化した段階で下火になったが「近年再び視認が容易な大きさになっており、競合に先手を打てる好機。ただ即効性は高いが、業務管理が課題」とした。

 チラシは「意外に車検客には読まれており、本気でやれば新規をしっかり取れる」と推奨。同時にリピート率と単価アップの努力が長期目線で欠かせないと述べた。

 そのほか店頭獲得については直営店で効果を上げる車検エントリー(暫定予約)の手法を解説、またポータルは「単に自社ホームページだけでは売れない。ページに誘引する店頭連動活動に加え、複数の車検ポータルサイトに登録することで効果が出る」とした。

車検拡販へ4サービス提案
DM対策など幅広く支援

 MICはSSトップセミナーで「新商品紹介」と題し、セミナー本編で分析・提案した車検拡販への取り組み項目を踏まえ、新規・拡充を続ける同社SS支援策のうち4サービスを紹介した。

 ポータルサイト対策では、「とことん車検ナビ」を提案し、競合サービスと内容を比較。「自社HPがない場合は、取り急ぎ車検案内ページをサービス内で作成することも可能」などと使い勝手性を強調した。

 顧客リスト取りに有効な車番認識システム「NXEYES」は、最新追加機能をPR。車検実施客来店時の「DOMO-DOMOチケット印字」や、タイヤ見積書の自動印字など多方面に応用できる点も強調した。

 DM対策では顧客・車両管理データベースのクラウドシステム上で稼働する「ポスタリカ」を説明。対象客に合わせ適切なタイミングでDMを自動発信する「多品種少量発信」のメリットを強調。クラウドシステムを通じNXEYESとも連動するとした。

 ミラーリング対策は「LOGIC(ロジック)バージョン5」をPR。従来以上のバックアップ体制で①スタッフ募集など仕組みづくり②組織管理③効果分析④クレーム対応ーまでを全方位でサポートするとした。

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