2020年12月23日発売
2020年11月24日、日産は「ノート」のフルモデルチェンジを発表、12月23日から発売を開始しました。
ノートは2005年1月にデビュー、2012年9月に初のフルモデルチェンジ、2代目発売から約4年後の2016年11月には電動パワートレイン搭載モデル「e-POWER」が発売されました。
今回、3代目となるフルモデルチェンジではガソリンモデルが無くなり、全車「e-POWER」搭載モデルとなります。また、新型が発売されるたびに車体が大きくなる傾向にある現在ですが、3代目ノートは小型化されたのも特徴です。
注目ポイント
①エクステリア
旧型から全幅は変わらないものの、全長55mm、全高15mm、ホイールベースが20mm小さくなっています。
最新のVモーションデザインとなり、ヘッドランプはブーメラン形状になっています。2トーン色ではキックスでも採用されている「フローティングルーフ」(ピラーを黒くすることでルーフが浮いてみえる)が新型ノートにも採用されています。
ボディカラーは旧型が2トーンを含む22色ありましたが新型は13色となっています。
②インテリア
インテリアデザインは、インパネやコックピットなど大幅に変更されています。メーターには7インチの「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」を採用されています。
電制シフトは前後の動きのみで操作できる新デザイン、下は空洞の収納スペース、奥にはHDMI接続部が備わっています。
③走行性能
「e-POWER」がモーターとインバーターを維新し第2世代へ進化しています。モーターは旧型と比べてトルク10%、出力6%向上、インバーターは40%小型化、30%軽量化し加速性、燃費性能が向上しています。
ドライブモードは、SPORT、ECO、NORMALの3種類、。SPORTモードでは、より力強い加速感を高めています。また、SPORTとECOの両モードにクリープを設定し、駐車時などの速度調整をしやすくなっています。
④安全性能
日産初のナビリンク機能付き「プロパイロット」(運転支援技術)を採用となっています。
運転支援システム 360°セーフティアシストは、全方位での安全性が向上しています。「アダプティブLEDヘッドライトシステム」「インテリジェントDA(ふらつき警報)」「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」「BSW(後側方車両検知警報)」「インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)」「RCTA(後退時車両検知警報)」「エマージェンシーストップシグナル」が追加装備となっています。