2021年7月19日発売
2021年7月19日、トヨタ「アクア」は初のフルモデルチェンジを発表、同日より発売を開始しました。
アクアは2011年12月にデビュー、発売から約10年が経過、これまで2014年12月・2017年6月と2回のマイナーチェンジがありましたが今回初のフルモデルチェンジとなります。
アクアの特徴である圧倒的な低燃費、低価格、使いやすさから2013~15年まで登録車の年間販売台数では1位を記録、販売台数は187万台を超えるトヨタのベストセラーになっています。新型車は更に安心・安全に加えより高い環境性能を追求されています。
注目ポイント
①エクステリア
新型は全体的にやや丸みを帯びたデザインとなり、ヘッドライトは前型よりシャープになっています。グリルはより大型化され、開口部はメタリックの塗装が施されています。
ボディサイズは、旧型とほぼ同じサイズですが、車高が+30mm、ホイールベース+50mm延長となっています。
②インテリア
旧型がセンターメーターだったのに対し、新型はステアリング前に大型液晶内臓になっています。もっとも大きな違いはシフト、旧型はフロアシフトだったのに対し、新型はインパネにシフトになっています。注目は新型車にアームレストが設置された点です。
③走行性能
駆動用車載電池として世界初採用となる「バイポーラ型ニッケル水素電池」が「B」グレード以外、に搭載されています。従来型のニッケル水素電池より2倍のバッテリー出力に向上したほか、アクセル操作への応答性が向上しています。
トヨタ初採用となる快適ペダルは走行モードから「POWER+モード」を選択すると、アクセルペダルを緩めるだけで回生によって減速度を増大させ、滑らかに減速することができます。
④安全性能
最新のToyota Safety Senseを標準装備、対応範囲を拡大したプリクラッシュセーフティ、全車速追従型レーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシスト、ペダル踏み間違い時の急加速を抑制するプラスサポート、駐車時における全操作を車両が支援するトヨタチームメイト アドバンストパーク、警報とブレーキ制御で接触回避を支援するパーキングサポートブレーキなどトヨタコンパクト車初の技術を採用してる機能もあります。