①日産 ラシーン 1994年12月~2000年8月
サニーのシャーシをベースに開発されたコンパクトクロスオーバーSUVで現在でも通用しそうなデザインでした。全グレード、フルタイム4WDを採用で外観はルーフレール、背面スペアタイヤを装着したSUVをイメージさせるデザインとなっています。
ラシーンは当時のニーズにマッチしていたこともあり、一定の人気がありましたが販売時期からかなり時間がたっていることもあり現在では良質な物件は当時の新車価格の約倍で取引されています。
②三菱 チャレンジャー 1996年8月~2001年6月
パジェロと比べやや背の低いスタイルのチャレンジャーは、国内ではあまり売れず1代限りで販売が終了してしまったモデルです。パジェロのようなクロスカントリー色が強いといった印象ではなく都会派SUV色が強いデザインでした。現在であれば個人的に当時よりも売れていたんではないかと思えるモデルです。
中古車は非常にタマが少ないこともあり100万弱と比較的価格が残っています。
③三菱 パジェロエボリューション 1997年10月
短期少量生産で発売されたパジェロエボリューションはラリーでのノウハウを集約したモデルであり、パリ・ダカールラリーで市販車改造クラス参戦への参加資格を得るために登場したモデルです。3.5L、280馬力、5ATと5MTが選べシートはレカロシートが標準装備となっています。
中古での流通台数は非常に少ない状態でプライスは「応談」だったり、新車価格をはるかに超える価格がついていたりします。
④三菱 パジェロイオ 1998年10月~2007年6月
パジェロジュニアの後継モデルとして登場したパジェロイオは、ボディ・シャーシともに専用設計され5ドアモデルも販売していました。国内では2007年6月に生産が終了していますがブラジルでは2014年まで生産されていました。コンパクトSUVの先駆けとも言えるパジェロイオは密かに人気が再沸騰しています。
モデルこそ古いですが中古車の流通台数は比較的残っている方で価格も100万以下の物件がほとんどです。