新型車も少なく7メーカーが前年割れに!?
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した11月の新車登録台数は、前年同月比5.1%減の369,721台5ヶ月連続前年割れとなりました。(表1)

メーカー別では、日産が27%減ともっとも販売台数が減少、半導体メーカーの出荷停止により、追浜工場や日産自動車九州の工場で減産となりました。
その他メーカーでもマツダ・三菱自動車がそれぞれ約17%減、スバルが約15%減とダイハツを除く、7メーカーが前年同月割れとなりました。
11月の登録車は前年同月比6.1%減の234,715台、5ヶ月連続の前年割れとなっています。
登録車ランキングは15位中、9車種となり10月から1車種減少しています。1~6位まではトヨタ車が占めており、1位のトヨタ「ヤリス」は15ヶ月連続首位となっていますが前年同月比77.4%と減少、2位のカローラも5ヶ月順位を維持していますが前年同月比67.9%まで台数が減少しました。
11月の軽自動車は前年同月比3.4%減の135,006台で2ヶ月ぶりに減少しました。
1位は再びホンダ「N-BOX」が返り咲いていますが前年同月比89.8%と車両価格の上昇が影響していると思われます。2位のスズキ「スペーシア」も前年同月割れとなっており、89.2%の12,904台となっています。6年ぶりに10月首位となったダイハツ「ムーヴ」は3位に順位を落としました。

