昨今のSUVブーム、特にコンパクトSUVにより続々と各メーカーから新型車が登場していますが一方で車種も統合や生産工場の閉鎖など様々な理由で後継モデルを残さずに生産(販売)終了となる車種もあります。
今回は、2021年に生産(販売)終了が噂されているモデルを紹介します。すでに新車で注文できず、中古車が新車価格を上回っているモデルも存在しています。新車の買い替えを考えている方は早めに注文することをお勧めいたします。
■ホンダ オデッセイ
2021年12月、狭山工場の閉鎖に伴い、ホンダの基幹車種の一つであるオデッセイが2021年12月に生産終了する予定となっています。
オデッセイは昨年11月にマイナーチェンジをしたばかりですが2021年3月には販売店へ生産終了の告知がされていたといいます。1994年にデビューしたオデッセイは27年間、5回のモデルチェンジを行いながらミニバンブームを牽引してきただけに、生産終了を残念がるファンも多いようです。
■ホンダ レジェンド
レジェンドもオデッセイ同様、2021年12月の狭山工場閉鎖に伴い、2021年12月に生産(販売)となる予定です。
ホンダの最高級車レジェンドは今年3月に一部改良したばかりで世界初の公道走行可能な自動運転技術レベル3「Honda SENSING Elite」を搭載したことで話題となりました。1985年のデビューから36年間、5回のモデルチェンジを実施、80-90年代のホンダを代表する車でした。
■ホンダ クラリティ
オデッセイ、レジェンド同様に2021年12月の狭山工場閉鎖に伴い、2021年12月に生産(販売)となる予定です。
上記の2車と違って車名の認知度が極めて低いこともあり、メーカーへのイメージに影響はないと思われます。2016年3月に燃料電池専用車としてデビュー、2018年7月にPHEV車となったモデルです。
■ホンダ S660
各種規制に対応が艱難になるため、2022年3月に生産が終了となることが2021年3月12日に発表されています。
S660は生産規模が小さいく納期がかかるため、3月の注文分が納車は10月になり、すでに2022年3月までの生産枠が埋まっていることからすでに新車が買えない状況となっております。
このような状況から中古車の価格も高騰しており、新車価格を超える物件も多く出てきています。