2021年10月28日発売
2021年10月28日、トヨタ自動車は「86」のフルモデルチェンジを実施、車名を「GR86」に変更し発売を開始しました。
2012年にスバルとの共同開発によってデビュー、今回9年目でフルモデルチェンジとなりました。2代目もスバルの「BRZ」とクルマのベースを共有し「GRらしい走りの味」を持たせることに注力しています。一足先にスバル「BRZ」は2021年8月にフルモデルチェンジし発売されています。
注目ポイント
①エクステリア
フロントにはGRブランド専用「FUNCTIONAL MATRIX GRILL」が採用され、ヘッドライト下部のクリアランスランプは、「GRヤリス」や「GRスープラ」とイメージが統一されています。車名が「86」から「GR86」へ変更にあたり車名ロゴも一新されています。
②インテリア
内装は水平に構成されたインパネや扱いやすいスイッチ類など最適に配置され、運転に集中できる空間となっています。メーターはBOXERメーター(7インチカラー+LCD液晶メーター)を採用されています。シートは、体をホールドする部分を独立したパッド形状となった軽量シートを採用しています。
③新採用のD-4S搭載2.4L水平対向4気筒エンジン
水平対向エンジンの特徴「軽量コンパクトかつ低重心」を維持し2Lから2.4Lへ排気量がアップしたことに動力性能が向上しています。
④FRスポーツらしいハンドリング性能
専用設計したプラットフォームをベースに「低重心・低慣性・コンパクト・軽量化を追及した「超低重心FRパッケージ」を構築しています。
また、ボディは高張制力の拡大、ロントフェンダーとエンジンフード、エンジンアンダーカバー、ルーフにアルミ材を使用し、軽量化しています。
⑤安全装備
スバルの運転支援システム「アイサイト」をAT車のみ採用、通常走行における安全サポートや、衝突回避、または被害軽減に貢献するプリクラッシュブレーキなどを搭載しています。