2022年6月16日発売
2022年5月20日、日産自動車は新型「サクラ」を発表、三菱自動車工業は新型「「eKクロスEV」」を発表、共に6月16日から販売を開始しました。
両車種共に先行注文を開始していましたが日産「サクラ」は発表から約3週間で11,000台を突破、5月の軽ランキング1位のスズキ「スペーシア」が8,670台だったことを考えると注目度の高さがわかります。三菱「eKクロスEV」においても月間目標の約4倍となる台数を受注しています。
サクラは最上級グレード「G」を選択される方が約4割、eKクロス EVは最上級グレード「P」を選択される方が約6割となっており、差が出ています。サクラに関してはビジネス用のグレード「S」が設定されています。
軽自動車としてはかなり高額となりますが国からの補助金を活用した場合、実質購入額は約180万円前後からとなっています。
注目ポイント
①エクステリア
日産「サクラ」は、フロントウィンドウ、ドアミラー、ドアハンドル以外の外観は専用ボディとして新造されており、フロントにはフェイスシールド、軽自動車では初となるプロジェクター式3眼LEDが採用されています。
eKクロスEVは、軽クロスオーバーモデルのeKクロスをベースにフロントグリルをダーククロムメッキへフロントフォグランプをLED化されています。
②インテリア
日産「サクラ」は、デイズとは異なるシフトレバーやエアコンパネルを採用、eKクロスEVともに7インチカラー液晶メーターを採用、大画面の9インチナビゲーションの2つのディスプレイを水平方向にレイアウトされています。
③走行性能
新開発した総電力量20kWhの駆動用バッテリーは日常に十分な一充電走行距離180kmを実現しています。最大トルクは195N・mを発揮するモーターでEVの魅力である滑らかで力強い走りを実現しています。
ドライブモードは「Eco」「Standard(eKクロスEVは「NORMAL」)」「Sport」の3つから選ぶことができ、クセルペダルだけで車速を自在にコントロールできるe-Pedal Step(eKクロスEVはイノベーティブペダル オペレーションモード)により減速時にアクセルペダルからブレーキペダルに踏み替えることなく適切な制動力が得られるため、操作のわずらわしさや疲労を軽減します。
④先進技術
サクラは「プロパイロット」、eKクロスEV「マイパイロット」を採用に加え軽自動車初搭載の駐車時にステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、パーキングブレーキのすべてを自動で制御するサクラ「プロパイロット パーキング」、eKクロスEV「マイパイロット パーキング」が採用されています。