前年同月比128.6%に!!納期遅れは徐々に緩和へ!!
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した10月の新車登録台数は、前年同月比28.6%増、359,159台で2ヶ月連続でプラスとなっています。(表1)
20%以上の前年同月比を9月に続き超えていることから新型コロナによる半導体不足の影響や部品不足による製造の遅れなど昨年に比べ少しづつ解消されつつあるように感じられます。
ただし、昨年10月においても9月に続き記録的な低水準であったことから反動が大きかったと言え、コロナ前の水準にまだまだ差がある状態です。
10月の登録車は前年同月比19.7%増の211,542台で2ヶ月連続のプラスとなっています。
登録車のランキングでは9月同様、トヨタ車が10位中、10位中、8車種を占める展開となっています。
1位はトヨタ「ヤリス」が6ヶ月連続首位をキープ、前年同月比133.5%となっています。2位には、8月にフルモデルチェンジしたトヨタ「シエンタ」が9月6位から急浮上、前年同月比242.8%の販売台数を記録しています。
7位トヨタ「ヴォクシー」は前年比273.4%、8位のトヨタ「ノア」は前年比363.8%、などが大幅に台数を伸ばしています。
10月の軽自動車は前年同月比43.9%増の147,617台2ヶ月連続のプラスとなっています。
1位はホンダ「N-BOX」が5ヶ月連続首位を維持、前年同月比220.0%、16,369台の販売台数となっています。2位は9月に続きダイハツ「タント」がランクイン、前年同月比314.0%、14,981台と台数を伸ばしました。3位には8月にフルモデルチェンジした「ムーヴキャンバス」がけん引しダイハツ「ムーヴ」がランクインしています。