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【5月の国内新車販売台数動向】5ヶ月連続前年超えだが上昇率は鈍化!?

前年同月2ケタ成長から1ケタに縮小へ

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した5月の新車登録台数は、前年同月比3.7%増の324,064台で5ヶ月でプラスとなっています。(表1)

2025年1~4月まで前年同月比2ケタ成長が続いていましたが5月、1ケタ前半まで成長幅が減少となっています。前年5月はダイハツが全車種出荷停止から工場再開、この影響で前年同月比の実績が低かったこともあり、61.3%増と大き、く軽自動車の台数に寄与しました。

一昨年(2023年5月は326,730台)の数字とも近づいており、今後は前年同月比を超えるかが注目されます。

 

5月の登録車は前年同月比0.9%増の203,523台、5ヶ月連続でプラスとなっています。

登録車ランキングでは15位中、10車種をトヨタ車が占め、前月から1車種減少しています。1位はトヨタ「ヤリス」が9ヶ月連続登録車首位を維持していますが販売台数は86..8%まで減少となっています。2位には4月10位から浮上したトヨタ「ライズ」が316.8%の販売台数を記録、3位のトヨタ「ルーミー」も4月11位から大幅に順位を上げ、164.4%の台数を記録、ライズ、ルーミー共に前年のダイハツ問題の反動が大きかったと言えます。

 

5月の軽自動車は前年同月比8.8%増の120,541台で5ヶ月連続でプラスとなっています。

1~3位までは10ヶ月連続、同じランキングでスーパーハイトワゴンの人気が継続、1~4位までは2ヶ月連続で同じランキングとな反動が大きく、大幅に増加となっています。っています。1位のホンダ「N-BOX」は12ヶ月連続、首位を維持、ダイハツの車種はどの車種も反動が大きく、大幅増加となっています。

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