2020年3月19日発売
日産「ルークス」は2020年2月25日に、三菱「eKスペース」「eKクロススペース」は2020年2月6日に発表され、両車ともに2020年3月19日に発売が開始されました。
軽自動車を日産、三菱で共同開発していますが前代モデルは三菱が設計を担当、今回は日産が担当しているのでエンジンや先進技術が使用されているのが大きな違いとなっています。
2014年2月に発売となった先代モデルから6年が経過し、ルークスは「ディズ」が車名から外れました。eKスペースは先代まで「カスタム」モデルがありましたが今回のモデルからクロスオーバーやSUVのテイストが入ったオフロード感のある「クロス」になります。
同等グレードではeKスペースの方が安いですが、装備に差があります。同等の装備を付けていくとeKスペースの方が高くなります。主にアダプティブLEDヘッドライト、運転席側ハンズフリーオートスライドドア、電動パーキングブレーキ等があります。
注目ポイント
①エクステリア
日産「ルークス」ハイウェイスターは、新型車に多く採用されている「Vモーショングリル」を配したフロントグリルとなっています。三菱「eKクロススペース」は、三菱のSUVモデルに採用されている「ダイナミックシールド」フロントデザインとなっています。尚、eKクロススペースには、ルーフレールの設定があります。
出典：https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_x_space/exterior/
②インテリア
内装は、基本的に共通使用となっていますが、eKクロススペースは撥水シートが標準装備に対して、ルークスハイウェイスターは、撥水生地がオプション設定となっています。
特徴的な装備として両車ともに約320mmの後席ロングスライドです。
③便利装備
・ハンズフリーオートスライドドア
助手席側スライドドアの下に足先を入れて引くだけで、ドアが自動で開閉します。※ルークスはハイウェイスター系は標準装備、eKスペース、eKクロススペースは、G、Tグレードが標準装備となります。
・アラウンドビューモニター（マルチアラウンドモニター）
ボディに設置した4つのカメラからの映像を合成・処理することで、空から見下ろしているような視点で周囲を確認できます。
・デジタルルームミラー
ルームミラーでは見にくい場合もクルマの後ろに取りつけられた高感度なカメラの映像に切り替えることで、後方の視認性を高めて安全運転をサポートします。※ルークスにはオプション設定がありません。
④先進安全装備
特徴的な先進安全装備が日産では「プロパイロット」、三菱では「マイパイロット」です。ミリ波レーダーを搭載したことで、より遠くの先行車の状況を検知してスムーズな制御ができるなど機能が向上しています。
