2021年2月1日発売
2021年2月1日、トヨタ自動車は「カムリ」を一部改良を実施し発売を開始しました。
カムリは、トヨタの高級セダンとして世界100か国で販売されおり、カローラ同様、トヨタ自動車の「世界戦略車」です。2020年北米では、トヨタ「RAV4」の43万台に次ぐ2位で29万台販売されているベストセラーカーです。
カムリが登場したのは、1980年1月に「セリカ」のセダン版として「セリカ・カムリ」の名でセリカ、カリーナの姉妹車としてデビューしました。1982年3月に登場したカムリはトヨタ初となる横置きエンジンを搭載しFF化され発売、8代目となる2008年発売モデルでは「ウィンダム」と統合、9代目となる2011年発売モデルから日本国内向けは、ハイブリッド専用車となりました。今回のマイナーチェンジは、2017年発売の10代目モデルとなります。
注目ポイント
①エクステリア
バンパー形状、グリル、ヘッドランプ、リアコンビネーションランプ加飾、アルミホイールのデザインが変更されました。
ボディカラーはシルバーメタリックが廃止され、新規設定色プレシャスメタルが追加され単色5色、ツートンカラー2色設定となります。
②インテリア
インストルメントパネルなどの加飾を変更、標準装備のディスプレイオーディオを8インチから9インチへサイズアップされています。
③快適装備
最適な位置へステアリングを調整、乗り降りしやすさにも寄与した電動チルト&テレスコピックステアリング(オートチルトアウェイ&リターン機能付)が採用となっています。
④安全装備
最新バージョンの「Toyota Safety Sense」が搭載されています。レーントレーシングアシスト、ドライバー異常時対応システム、レーダークルーズコントロールにカーブ速度抑制機能、プリクラッシュセーフティには、夜間の歩行、と昼間の自転車運転者を検知対象に追加、右左折時の対向方向から来る歩行者検知機能、緊急時操舵支援機能、低速時加速抑制機能、パノラミックビューモニターなどが追加となっています。