トヨタ2000GT、ヨタハチやケンメリGT-R、ハコスカ、フェアレディZなど国産車でも所謂「ヴィンテージカー」が現在、ビックリするほどの価格となっているのはニュースなどでも取り上げられています。
国産車では1960~70年代に生産された高級車を「ヴィンテージカー」や「旧車」と呼んでいることが多く「古くて、流通台数が少なく、質の高い希少車」といった認識やイメージが強く、高額になるのもわかります。
実は十数年落ちの車でも新車価格を大幅に超える国産車も存在します。日本人は特に「〇〇〇台限定」「期間限定」などの言葉に弱い傾向にあり、最近では新車発売と同時に「即完売」となるケースも出てきています。
新車で買い逃してしまった場合、中古車で購入する方法が残っていますが、新車時の価格を上回っている場合があり、「プレミア価格」になりやすい車種には特徴や傾向があるようです。
【プレミア価格になりやすい車の特徴】
- 数量限定、期間限定車
- 生産終了したモデル(絶版モデル)
- 生産枠が少なくて納期に時間がかかるケース
そんな新車価格を上回り、プレミア価格となっている比較的新しい年式の中古車達を紹介します。
①スカイラインGT-R (R34) 1999年1月~2002年2月
新車価格は5,048,000円~6,300,000円 ベースの35万㌔修復歴有りのGT-Rでも販売価格13,000,000円(税込)で掲載されています。直近のオートオークションではGT-R Mスペック ニュル(新車時6,300,000円)が31,175,000円(税抜)でセリ落とされています。実に新車価格の5倍以上の値が付いています。
②インプレッサ 22B-Stiバージョン 1998年3月
新車価格は5,000,000円 400台限定車 直近のオートオークションでは9.2万㌔が18,250,000円(税抜)でセリ落とされています。税込だと実に新車の4倍の値が付いています。
③シビック タイプR MUGEN RR 2007年9月
新車価格は4,777,500円 限定300台 9月13日に発売され、申し込み開始からわずか10分で完売しました。販売価格は13,000,000円超えで掲載されている物件が存在しています。直近でもオートオークションで10,105,000円(税抜)で落札されています。実に新車価格の倍以上の価格がついています。
次号に続く