車販

11代目ホンダ「シビック」がフルモデルチェンジ!解説

2021年9月3日発売

2021年8月5日、ホンダ「シビック」はフルモデルチェンジを発表、9月3日から発売を開始します。

シビックは1972年にデビュー、ホンダの世界戦略車としてこれまで累計2,700万台を販売しているグローバルモデルです。また、ホンダの乗用車の中でも最も長く同一車名で販売されており、海外、特に北米においては幅広い層から高い人気を誇っています。

11代目となる今回のフルモデルチェンジでは5ドアハッチバックとなりますがこれまで3ドア、4ドアセダンを基本に、代によってクーペやステーションワゴンなど幅広いボディ展開をしてきました。7代目までは小型車の分類に属していましたが8代目から3ナンバーサイズにボディサイズが拡大されました。2010年12月に生産を一旦終了、5年の空白の後、2015年に限定200台で「type R」を国内販売され、2017年9月に4ドアセダンと5ドアハッチバックが10代目として国内復帰しました。

今回はガソリンモデルのみの発表となりますがHonda独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載したハイブリッドモデルの新型シビックと、新型「シビック type R」の発売は2022年の予定となっています。

注目ポイント

①エクステリア

ヘッドライトは旧型が釣り目だったのに対し、新型はフロントグリルも含め水平基調が強調されたデザインへ、フロントロアグリルは旧型に比べ大開口の台形タイプへと変更されています。フロントフードからリアエンドまで水平基調を低く一気に繋げることで、低重心でクーペイメージが更に強調されています。

出典:https://www.honda.co.jp/CIVIC/webcatalog/type/type/
出典:https://www.honda.co.jp/auto-archive/civic/4door/2020/webcatalog/type/type/

ボディサイズは、全幅が同じサイズですが、全長が+30mm、ホイールベース+35mm延長、全高が-20mmとなっています。

②インテリア

不要なデザイン要素を排した造形に自然な動きで必要なものに、視線や手が届くレイアウトとなっています。ホイールベースを延長し前後席の距離を35mm拡大することで、後席の居住性を向上、ラゲッジスペースは、クラストップレベル(Cセグメントハッチバック車)となる452Lを確保しています。

出典:https://www.honda.co.jp/CIVIC/webcatalog/interior/utility/

③動力性能

ガソリン車は、1.5L直噴VTEC TURBOエンジンが更に進化、アクセルを踏み込んだ瞬間から力強く加速する応答性と高回転域までよどみなくパワーが増大するリニアな出力特性となっています。

トランスミッションはCVTに加え6速MTを設定、日本の新車販売におけるMT車比率は2%未満とされていますが前型ハッチバックのMT比率は3割もあることからシビックはスポーツカー並みのMT比率が高いと言えます。6速MTは、シフトレバーのショートストローク化と高剛性化により、スポーティーかつダイレクト感のあるシフトフィールとなっています。

出典:https://www.honda.co.jp/CIVIC/webcatalog/performance/driving/

④安全性能

「Honda SENSING」を全タイプ標準装備、広い水平画角のフロントワイドビューカメラに加え、前方と後方にそれぞれソナーセンサーを搭載し、3つの検知方法によって夜間での検知や、自転車も検知して安全運転をサポートします。シビックとしてトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)を初採用、アダプティブドライビングビームをホンダ車として初採用しています。

出典:https://www.honda.co.jp/CIVIC/webcatalog/performance/active-safety/

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。