ついに新型「ステップワゴン」発表!!フルモデルチェンジ解説
2022年5月26日、本田技研工業は新型「ステップワゴン」を発表、5月27日から販売を開始しました。
今回で6代目となるステップワゴンは、1996年5月に初代がデビュー、当時、キャブオーバータイプのFRレイアウトが多い中、FFレイアウトでデザインや価格面からファミリー層を中心に人気となりました。
5代目のフルモデルチェンジでは新規開発された直噴1.5L VTEC TURBOエンジン「L15B」型と横開き式のリアゲート「わくわくゲート」が話題となりましたが歴代のステップワゴンに比べ不人気でした。
今回、約7年ぶりとなるフルモデルチェンジでは昨年12月からフルモデルチェンジの発表とティザーサイト公開など早くから注目を集めています。
注目ポイント
①エクステリア
モデルはシンプルなデザインの「AIR(エアー)」と重厚なフロントグリルの「SPADA(スパーダ)」の2タイプの設定でボディサイズが旧型より一回り大きくなり全モデル、3ナンバー化となっています。
②インテリア・快適装備
最大の特徴は室内空間で「ホンダ史上最大」となっています。2列目シートは前後のロングスライドに加え、左右にスライドできる構造となっています。3列目シートはステップワゴンの特徴でもある床下格納シート(マジックシート)が採用されています。
③快適装備
パワースライドドアは、従来の操作に加え、軽く指先に触れるだけで開閉ができる静電タッチセンサー式が世界発採用となっています。
その他、新機能の標準装備として大気中のPM2.5などの微小粒子物質を検知して空調制御とフィルターで空気を浄化する空調システム「Clean Air」、瞬間的な認知が可能かつ直感的に操作できる10.2インチのデジタルグラフィックメーターが採用となっています。
④安全装備
最新の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」全車標準装備となっています。アダプティブクルーズコントロール(ACC)は滞追従機能付きへと進化、後方誤発進抑制機能、近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビーム、渋滞運転支援機能であるトラフィックジャムアシストが新機能として追加されています。