登録車・軽自動車ともに配車台数増!!
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した1月の新車登録台数は、前年同月比16.0%増、382,338台で5ヶ月連続でプラスとなっています。(表1)
半導体や部品不足は完全に解消されていないものの登録車は2ヶ月ぶりにプラスへ軽自動車は約25%以上の回復を見せ、全体の底上げとなっています。
昨年後半から納期が延びている車種が目立っていますが一方で納期が短縮している車種も増えてきており、販売台数の多い繁忙期(3月)には更に台数が増加する可能性が十分あります。
1月の登録車は前年同月比10.8%増の229,497台で2ヶ月ぶりにプラスとなっています。
登録車のランキングではトヨタ車が15位中、12車種と12月から8車種増加しています。
1位はトヨタ「ヤリス」が先月の2位から浮上していますが前年同月比81.3%、14,772台となっています。2位はトヨタ「カローラ」が前年同月比114.1%で14,463台、3位トヨタ「シエンタ」は前年同月319.5%で11,038台、7位トヨタ「ヴォクシー」、8位トヨタ「ノア」も前年同月比400%近い大幅増加となっています。
1月の軽自動車は前年同月比24.7%増の152,841台5ヶ月連続のプラスとなっています。
1~4位まで11~12月の順位と変動ないランキングとなっており15位中、12車種が前年同月比を超える台数となっています。
1位はホンダ「N-BOX」が8ヶ月連続首位をキープ、前年同月比103.0%、19,792台の販売台数となっています。5位の日産「ルークス」は昨年11月からエアバックの不良で生産・出荷停止が響き、昨年はわずか3台だったこともあり前年同月比は大幅に増加となりました。