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【4月の国内新車販売台数動向】4ヶ月連続前年同月割れ。。。

2桁以上の前年同月マイナス続く。。。

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した4月の新車登録台数は、前年同月比11.2%減、310,346台で4ヶ月連続でにマイナスとなっています。(表1)

年明けから2桁以上の大きな前年割れが4ヶ月連続となっており、1月に発生した「ダイハツ工業の認証申請における不正行為」、さらに「豊田自動織機の自動車用ディーゼルエンジン出荷停止」の影響が未だに続いています。

ただ、登録車の出荷停止した車種は出荷・生産を再開したことで3月の前年同月比21.1%マイナスから4月は11.2%減まで「減少幅」は縮小しています。

コロナ渦で低迷した新車台数は2023年には反発による回復が見られたもののこれも落ち着き始めており、新車価格の上昇や不正問題などにより消費マインドが低迷する可能性があります。

一方で新型車を中心に需要は底堅く出荷・生産停止も解除されていることから「減少幅」は更に縮まると思われます。

4月の登録車は前年同月比5.7%減の207,536台、4ヶ月連続でマイナスとなっています。

前年同月割れが続いていますが3月が19.9%マイナスだったのに対し、4月は5.7%マイナスまで縮小しています。

登録車ランキングではトヨタ車が15位中、9車種となっており3月から1車種増加となっています。1位はトヨタ「ヤリス」が台数では前年割れとなったものの4ヶ月ぶりに首位へ返り咲いており、2位は3ヶ月連続で1位だったトヨタ「カローラ」、3位トヨタ「シエンタ」は3月7位から浮上しています。4位には4月にマイナーチェンジがあったホンダ「ヴェゼル」が前年同月259.4%の台数となっています。

4月の軽自動車は前年同月比20.7%減の102,810台で5ヶ月連続マイナスとなっています。

減少幅は依然として20%強が続いており、ダイハツ工業による影響が続いています。

1位は、2023年10月にフルモデルチェンジしたホンダ「N-BOX」で23ヶ月連続となっています。2位スズキ「スペーシア」は4ヶ月連続同位で12,532台で前年同月125.1%となっています。3月、ランク外だったダイハツ「タント」は12位まで戻ってきています。

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