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【3月の国内新車販売台数動向】前年同月20%大幅減!!

ダイハツ不正の影響続く。。。

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した3月の新車登録台数は、前年同月比21.1%減、303,216台で3ヶ月連続でにマイナスとなっています。(表1)

年明けから2桁以上の前年割れが続いており、1月の発生したダイハツ工業による車両の安全性などに関する認証試験不正の影響が続いています。

ダイハツの主力車種の「タント」「ムーヴ」「タフト」など9割以上の減少と大幅に低迷しましたが「タント」においては3月25日に出荷再開、4月10日には生産も再開、タフトにおいても4月8日に出荷が始まることから4月から徐々に回復が見込まれます。

 

3月の登録車は前年同月比19.9%減の303,216台、3ヶ月連続でマイナスとなっています。

登録車ランキングでは2月同様トヨタ車が15位中、8車種となっており、ダイハツの不正問題がトヨタ車にも影響が出ています。

1位はトヨタ「カローラ」、2位はトヨタ「ヤリス」と1月から同じランキングとなっていますが前年同月比では「カローラ」が12%減、「ヤリス」は20.8%減と台数が大幅に低下しています。3位も2月同様日産「ノート」がランクイン、4位トヨタ「プリウス」は前年同月14.8%のプラスとなっています。

 

3月の軽自動車は前年同月比23.6%減の148,228台で4ヶ月連続マイナスとなっています。

ダイハツ不正問題の影響により軽自動車全体の台数へ響いています。

ダイハツ車で唯一、「ミラ」が12位となっていますが2月19日に出荷再開、2月26日に生産が再開され3月は前年同月46.3%まで回復しています。

1位のホンダ「N-BOX」は2023年10月にフルモデルチェンジ、22ヶ月連続首位となっていますが前年同月比26.8%減と台数は大幅減少しています。

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