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【8月の国内新車販売台数動向】再び前年割れに。。。

台風の影響も!?2ヶ月ぶりに前年割れ

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した8月の新車登録台数は、前年同月比3.5%減、328,470台で2ヶ月ぶりにマイナスとなりました。(表1)

7月に今年に入ってから初の前年同月プラスとなったものの、再びマイナスに転じました。「データ試験の不備」に伴いトヨタ車の一部車種生産・出荷停止が再開となったものの、従来の水準まで回復していない点、「新型車」の発表が非常に少なかったことが影響しています。

また、8月末の台風10号により店舗への客足に影響があり、全体で台数が伸びなかったと指摘する声も多いようです。

ダイハツが認証不正問題から11月以降に発売する新車にバックモニターを付けるなど、新たな保安基準への対応でコペンやハイゼットトラック、トールおよびトヨタ・ルーミーなど複数車種の生産を10月末から再び停止するといった報道がでていることから今後も厳しい状況が続く可能性が出てきています。

 

8月の登録車は前年同月比2.4%減の208,683台、2ヶ月ぶりのマイナスとなりました。

登録車ランキングではトヨタ車出荷・停止があったものの、15位中12車種がランクインとなりトヨタ車の割合が増加しました。

3ヶ月連続で首位を維持しているトヨタ「カローラ」は、フィールダーの生産・出荷停止があったにもかかわらず前年同月比103.3%とプラスになっています。2位は前年同月割れとなったものの7月から順位を上げ、トヨタ「シエンタ」がランクイン、3位のトヨタ「ヤリス」は前年同月比62.7%と大幅減となり2年半ぶりに順位を落とした。4位には3代目となったホンダ「新型フリード」が前年同月152.3%と大幅増となっています。

 

8月の軽自動車は前年同月比5.3%減の119,787台で2ヶ月ぶりにマイナスとなっています。

1~4位までは3ヶ月連続、1~5位までは7月と同じランキングとなり、スライドのスーパーハイトワゴンが上位を占めています。

1位のホンダ「N-BOX」が3ヶ月連続で首位を維持しており、台数は前年同月を下回る85.9%、2位のスズキ「スペーシア」は2月から前年同月比120%超の販売台数を維持しています。

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