車販

【8月の国内新車販売台数動向】2ヶ月連続前年同月割れへ

販売の取り巻く環境、更に悪化か!?

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した8月の新車登録台数は、前年同月比8.3%減の301,221台で2ヶ月連続前年割れとなりました。(表1)

メーカー別で前年同月をわずかに上回ったのがスズキ(0.7%増)、スバル(0.6%増)の2メーカーに留まり、トヨタにおいては▲13.1%、ホンダは▲18.0%、日産に至っては▲25.1%と大幅な減少となりました。

車両の値上げや一部車種の納期長期化や受注停止、物価上昇による消費マインドの低下など新車販売を取り巻く環境は悪化しており、販売台数に影響していると思われます。

 

8月の登録車は前年同月比10.6%減の186,594台、2ヶ月連続の前年割れとなっています。

登録車ランキングでは3ヶ月連続で15位中、10車種を占めていますが上記にもあるように登録台数は1割以上減少しています。

1位はトヨタ「ヤリス」が12ヶ月連続首位を維持しているもののわずかに前年同月割れ、トヨタ「カローラ」は、2ヶ月連続で2位をキープ出来ていますが前年同月81.5%と台数が大幅に減少、トヨタは受注制限車種の増加に伴い順位を下げる車種も目立っています。

 

8月の軽自動車は前年同月比4.3%減少の114,627台で2ヶ月連続の前年割れとなりました。

1位はホンダ「N-BOX」が15ヶ月連続で首位を独走、2位のスズキ「スペーシア」と約3,500台近くの差をつけています。3位は7月に続き、ダイハツ「ムーヴ」ランクイン、新型の効果もあり前年同月比2倍以上の台数となっています。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。