2020年12月25日発売
2020年11月24日、本田技研工業は「N-BOX」のマイナーチェンジを発表、12月25日から発売を開始しました。
年間ランキングでは、登録車を含めた販売ランキングで4年連続首位、軽自動車販売ランキングでは6年連続首位を維持しており、各メーカーが毎月新型車を投入されている中で驚異的な人気車です。
最大の特徴はFFの軽自動車として居住性や積載性など最大の室内空間を備えている点です。N-BOXは2011年に「Nシリーズ」第1弾としてデビュー、2017年9月に初のフルモデルチェンジし乗り心地や内外装の質感、安全性面がさらに向上しました。2代目が発売されてから3年が経過し、今回マイナーチェンジを実施しました。
注目ポイント
①エクステリア
標準車はヘッドライトとグリル形状変更、ロアグリル部分にメッキ加飾が追加されています。カスタム系は、グリル形状がより立体化、ナンバーが中央に変更されています。
今回のマイナーチェンジで新しく「コーディネートスタイル」がグレード設定されています。標準車はブラウンルーフも2トーンカラー、メッキドアハンドル、デッシュホイールが特徴的です。
カスタムは、ダークメッキ加飾、ホンダ軽初となる「プレミアムクリスタルレッドメタリック」が採用されています。
②インテリアは、標準車が内装色「ダークブラウン」に刷新、カスタムはインテリアカラーなどは従来モデルからほとんど変わらないがシートはインテリア全体と色調を揃う色へ変更されました。
カスタムの「コーディネートスタイル」にはホンダの軽で初となるフルプライムスムースシート(合皮)が採用となっています。
③走行性能
CVT技術の変更によりシフトポジションが「Lレンジ」から「Sレンジ」になっています。エンジンからタイヤに伝わる力をよりなめらかにより走りがスムーズになりました。
④安全性能
従来モデル同様全グレードに先進安全運転支援システム「Honda SENSING」が標準装備となります。
ソナーセンサーは4つに増加し「後方誤発進抑制機能」が強化され、パーキングセンサーとしても活用可能になりました。
「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」「車線維持支援システム(LKAS)」「路外逸脱抑制機能」などが約120km/h対応に強化されています。