2020年12月4日発売
2020年11月25日、スズキは「ソリオ/ソリオバンディット」のフルモデルチェンジを発表、12月4日から発売を開始しました。
スズキのトールワゴン「ソリオ」は2005年8月17日の一部改良時に現在の車名となりました。もともとは1997年ワゴンRのボディを流用して全長、全幅を拡大し1.0Lエンジンを搭載した「ワゴンRワイド」ですが1999年のフルモデルチェンジで「ワゴンR+(プラス)」、2000年の一部改良時に「ワゴンRソリオ」と車名を変更してきました。
今回のフルモデルチェンジは前型の登場が2015年8月だったので5年4ヶ月ぶりとなります。
前型モデルは「ガソリン」「ハイブリッド」「マイルドハイブリッド」の3仕様でしたが新型では「ハイブリッド」、グレードで言えば「ハイブリッドSX」「ハイブリッドSZ」がなくなっています。
注目ポイント
①エクステリア
フロントの高さが45mm(バンディッドは25mm)上がり、より存在感が強くなりました。標準車は、アンダーグリルの面積が大型化、ヘッドライトやFフォグ周り、の形状が変更されています。バンディットは台形グリルにメッキ架飾、ヘッドランプ形状が二段となっており独創的なデザインとなっています。
旧型からボディサイズが全長で80mm、全幅20mm延長したことで荷室が拡大しています。
ボディカラーは、新色「メロウディープレッドパール」、新設定の「フレイムオレンジパールメタリック」を含めた全8色となっています。
②インテリア
インテリアは、コンパクトカーとは思えない立体感や広がりのあるデザインとなっています。旧型と同様センターメーターやルチ・インフォメーション・ディスプレイが全車標準装備となっています。
フロントシートセンターウォークスルーにより前後シート間の移動がスムーズになっています。
③快適装備
スズキ小型車として初の「薄型スリムサーキュレーター」が初採用となっています。また運転席助手席シートヒーターを2WD車にも設定されています。
スライドドアは予約ロック機能採用により、ドアが閉まり切るのを待たずにロック操作が可能となっています。
④安全装備
スズキセーフティサポートには、アダプティブクルーズコントロール(先行車を追従)やカラーヘッドアップディスプレイが新採用となっています。