7ヶ月連続前年同月比越えに!!
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した3月の新車登録台数は、前年同月比11.6%増、572,494台で7ヶ月連続でプラスとなっています。(表1)
未だに半導体の不足による生産制限は解消されていませんが徐々に緩和されつつあること、販売台数が期待できる車種へ優先的に半導体が割り振られていることで登録台数、届け出台数の増加につながっています。
ただし、一昨年の3月612,992台の水準には至っておらずコロナ禍以前の水準に戻るにはもう少し先になりそうです。
3月の登録車は前年同月比15.7%増の378,557台で3ヶ月連続プラスとなっています。
登録車のランキングではトヨタ車が15位中、13車種を占め、2月より1車種増加、そのうち11車種が大幅に前年の台数を超えています。
1位トヨタ「ヤリス」、2位トヨタ「カローラ」は1月から不動となっており前年同月比においても大幅な増加となっています。トヨタ車以外では3位日産「ノート」は前月4位から順位を上げており6位ホンダ「フリード」、12位ホンダ「フィット」においても前月から順位が上がっています。4位トヨタ「シエンタ」、13位トヨタ「ランドクルーザー」においては前年同月比200%を超える登録台数となっています。
3月の軽自動車は前年同月比4.5%増の193,937台7ヶ月連続のプラスとなっています。
前月まで1~4位までが昨年10月から車種・順位となっていましたが3月のランキングでは3位のスズキ「スペーシア」、4位ダイハツ「ムーヴ」の順位が入れ替わっています。
1位はホンダ「N-BOX」が10ヶ月連続首位をキープ、前年同月比8.9%増、2位ダイハツ「タント」は一部改良時の追加車種の効果もあり前年同月比52.3%増の結果、8位ダイハツ「タフト」においても前年同月比16.7%増となっています。その他の車種においては前年割れとなっています。