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査定額大幅ダウン!?修復歴車とは!?

車の価値を左右する項目の中でもっとも大きい要素が「修復歴」の有無です。

中古車の購入時に、この「修復歴」は、非常に敬遠されます。そのため、下取りや買取した車両が「修復歴」だった場合、再販には、相応の価格を下げないと取引が非常に難しくなります。

「修復歴」を判断出来るまでには、非常に多くの知識と時間、経験を要しますが、「修復歴」の定義を知っているだけでもある程度、回避することが可能です。

修復歴車の定義 「事故車」=「修復歴車」ではない!!

車はドアやボンネットなどの「外板」パネルと骨組みである「骨格」から構成されています。1997年に自動車公正取引協議会・日本自動車査定協会・日本中古自動車販売協会連合会等が中心となって定めた統一基準では、車体の主要「骨格」部分が損傷して、修正や交換をした車両を「修復歴車」と定義しています。

一般的には、過去、事故を起こして修理された車を「事故車」として認識されていますが、「外板」パネルのみ交換・修理されており、骨格に損傷がなく、「修復歴車」に該当しないケースもあります。

したがって、「事故車=修復歴車」ではありません。

主要骨格部位

下記①~⑧までの部位に損傷、修理跡などがあった場合、「修復歴」扱いになります。

※⑨のラジエーターコアサポートについては、単体の交換・曲がり・修理は、「修復歴」とは、なりません。

このような事故現状車両でも、外観だけでは判断が出来ないほど、きれいに修復されます。

修復の割合として、前6割、横2割、後2割となり、斜め前からの衝突が大半を占めています。

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