「新型車」「増税前の駆け込み」で3ヶ月連続プラスへ
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した9月の新車販売台数は、前年同月比112.9%、548,209台と3ヶ月連続のプラスとなりました。(表1)
2桁以上の増加となったのは2018年10月以来、11ヶ月ぶりとなっています。各メーカーの「新型車」投入による効果が見られたが、これまで目立っていなかった「増税前の駆け込み需要」が一定数あったと思われます。
9月の登録車は前年同月12.8%増加の347,706台で3ヶ月連続のプラスとなりました。
8月、1位となったトヨタ「シエンタ」が2ヶ月連続で獲得、前年比微減となっていますが僅差で日産「ノート」が2位となりました。その他、9月17日にフルモデルチェンジとなったトヨタ「カローラ」が前月の12位から4位に浮上、前月8位だったトヨタ「ヴォクシー」が5位に浮上し、1万台以上の販売台数まで伸ばしました。
軽自動車は、前年同月比13.2%増の200,503台、2ヶ月連続のプラスとなりました。
1~5位までは8月の順位と同じ車種となりました。ホンダの「N-BOX」は25ヶ月連続で1位、7月9日にフルモデルチェンジとなったダイハツ「タント」は2ヶ月連続で2位をキープしています。一方で8月6位であったホンダ「N-WGN」が急落し14位となっています。