2019年11月5日発売
2019年11月5日、新型コンパクトSUV「ダイハツ ロッキー」「トヨタ ライズ」を発売しました。ダイハツ「ロッキー」は初代モデルが1990年6月にデビューし、国内では1997年4月まで発売されました。2代目となる今回のモデルは国内で約22年7ヶ月ぶりに復活となります。初代はラダーフレーム構造の「クロカン」に分類されますが、今回の2代目はクロスオーバーSUVに分類されます。ボディサイズは、全長と全幅が初代から拡大、全高は105mm低くなっており、5ナンバーサイズを保持しています。エンジンは初代の1.6Lから1.0L直列3気筒ターボエンジンにダウンサイジングされています。
注目ポイント
開発・生産はダイハツ主導で実施され、トヨタにも供給されています。フロントマスクやそれぞれの専用色、グレードによる装備の差による価格差があります。
①コンパクトなサイズ
ボディサイズはロッキー、ライズともに全長3,995mm、全幅1,695mm、全高1,620mmで5ナンバーサイズとなります。最小回転半径は、17インチタイヤ装着時5.0m(16インチタイヤ装着時4.9m)と優れた小回り性能で市街地や駐車場などでも取り回しが良いです。
②エクステリア、ボディカラー設定の違い
フロントグリル、ヘッドライト、フォグの形状などロッキーとライズでは外見が異なり、ライズに関しては、パッと見「RAV4」に似ています。ボディカラーはロッキー、ライズともに8色とツートン仕様が3色で計11色となりますが、ロッキーは「コンパーノレッド」、ライズは「ターコイズブルーマイカメタリック」の専用色の設定があります。
③改良されたエンジン
エンジンは、直列3気筒1リッターターボで性能的には1.5リッターのエンジンとほぼ同等レベルになります。このエンジンは、トール等と同じタイプですが2000回転前後のノイズが改善されています。
④コンパクトとは思えない室内の広さ
最大の特徴ともいえる車内空間の広さです。前後席の間隔は900mmあり、後席で足を組めるほどの広さがあります。荷室もしっかり確保されており後席使用時でも369L、ラゲージスペースは上下2段階選択でき、ちょっとした背の高い荷物でも積載することができます。2段可変式デッキボードは、用途に合わせモード変更できます。
⑤最新の「スマートアシスト」
車両と歩行者を検知する衝突回避支援ブレーキ機能やブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)などを採用し、17種類の予防安全機能と運転支援機能を搭載しています。※機能の一部はメーカーオプションとなります。