2020年6月30日発売
2020年6月24日、日産は新型「KICKS」を発表、2020年6月30日から発売を開始します。2020年6月5月より日産公式サイトで先行公開、2016年から海外ではガソリンモデルが発売さており、5月15日にタイでe-POWER」搭載モデルが発売、この仕様が日本に導入されました。
日産の「キックス」はコンセプトカーとして1995年「XIX」:セダン、1998年「KYXX」:5ドアハッチバックが存在し、2008-12年の間、三菱のパジェロミニOEM供給車「KIX」:軽自動車を販売していました。今回の「KICKS」は、上記とは別物のニューモデルとなります。日産としてニューモデルが発売されるのは、2010年12月に発売された「リーフ」以来、約10年ぶりとなります。
注目ポイント
①エクステリア
最近の日産で採用されている「ダブルVモーショングリル」とピラー部のブラックアウトによりボディから切り離されているように見える「フローティングルーフ」が特徴的です。ヘッドライトはLEDが採用されています。
ボディサイズは全長が4290mm、全幅1760mm、全高1610mm、ホイールベース2620mmと全幅で3ナンバーサイズとなります。日産のSUVの中ではジュークより僅かに大きく、ライバル車のCH-R、ヴェゼル、CX-30に比べ僅かに小さいです。
ボディカラーは、1トーン9色、2トーン4色の計13色のカラーバリエーションになります。
②インテリア
ブラックのモノトーンが基本となりますがオレンジタン×ブラックのツートンカラーを採用したグレード「ツートーンインテリアエディション」も用意されています。また、後席シートは大人でもゆったりと座ることができる広さを実現しています。
③動力性能
KICKSのパワートレインは、既にノートやセレナに搭載されているe-POWERのみです。ノートe-POWER比べると最高出力は約20%向上、中高速域の力強さを高めたことで高速道路での追い越しや合流、ワインディング走行など、パワフルでキビキビした走りを実現しています。
また、アクセルペダルを戻すだけでNORMALモードに対して強く減速、アクセル・ブレーキペダルの踏み替え回数を減らし、ドライバーの運転をサポートします。
④主な安全装備
運転支援システム「プロパイロット」、事故の際の自動通報や緊急事態に手動で通報できる「SOSコール」、車両や歩行者との衝突回避・衝突による被害軽減を支援する「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」、「踏み間違い衝突防止アシスト」などの安全装備が標準装備となっています。