2020年10月8日発売
2020年10月8日、MAZDAは新型コンパクトSUVのマイルドハイブリッドモデル「MX-30（エムエックス サーティー）」の発売を開始しました。
「MAZDA3」「CX-30」に続いてMAZDAの新世代商品群、第3弾となるニューモデルとなります。今回、国内で発売となったモデルはマイルドハイブリッドとなりますが、来年1月にはEVモデルの発売も予定されています。
グレード展開は１グレードのみとなっており、国産車では珍しいパッケージオプションを自分で好きなように選ぶ「ユア・オリジナル・チョイス」を設定しています。
注目ポイント
①エクステリア
最も特徴的なのはBピラーレス構造によって可能となった「フリースタイルドア（観音開き）」になります。
ボディサイズは、全長4395mm×全幅1795mm×全高1550mm、ホイールベースは2655mmと全高が10mm高いのみでCX-30と同じサイズとなっています。ボディカラーは3色のフレームドトップを採用した3トーンカラーとモノトーンカラー4色からなる計7色となります。
②インテリア
インテリアのカラーコディネートは、Modern Confidence：クロス＋合成皮革（グレー／ホワイト）、Industrial Classic：クロス＋合成皮革（ブラック／ブラウン）、標準のCloth Seats：クロス（ブラック／グレー）の3テーマとなっています。
ダッシュボードは水平基調としたデザインとなっており、ワイド感のある印象を強めています。センターコンソールはフローティング構造となっておりモダンな印象となっています。
環境に配慮した新素材が使用されており、コンソールトレイやドアグリップにヘリテージ素材のコルクが採用されています。ドアトリムのアッパー部にはペットボトルのリサイクル原料が使用されています。
③動力性能
エンジンは、2Lの直噴ガソリンエンジンにマイルドハイブリッドシステム M HYBRIDを組み合わせた「e-SKYACTIV G」を搭載しています。燃費性能とアイドリングストップ機能がさらに向上、最大出力：115kW（156PS）/6,000rpm、最大トルク：199N・m（20.3kgf・m）/4,000rpmを発生、燃費は、WLTCモードで2WDが15.6km/L、4WDは15.1km/Lとなっています。
④安全性能
センターピラーレスのフリースタイルドアを採用していますがリアドア内部に配置した強固な補強部材を使用するなどさまざまな工夫によって側面衝突に対しても衝撃を吸収・分散し、キャビンの変形を最小限に抑え、高い衝突安全性能を実現しています。
スマート・ブレーキ・サポート（SBS）は、全車標準装備、オプション設定で右直事故回避アシスト機能も加わっています。ステアリング操作をアシストするレーンキープ・アシスト・システム（LAS）、緊急時車線維持支援、側方危険回避アシスト機能/ロードキープアシスト機能（ELK）、AT誤発進抑制制御（前進時/後退時）など新技術が全車に標準装備として導入されています。
