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【6月の国内新車販売台数動向】12ヶ月連続前年同月マイナス、減少幅は若干縮まる

前年同月比10.3%減、軽自動車は0.4%減に留まる

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した6月の新車登録台数は、前年同月比10.3%減、327,896台で12ヶ月連続マイナスとなっています。(表1)

2桁以上の前年同月割れは昨年9月から10ヶ月連続となっており登録車は、月次で過去最も低い数字を記録した2020年6月の214,857台を更に17,000台下回りました。

一方、軽自動車は5月の前年同月比20.3%減でしたが6月は0.4%減と大幅に減少幅が改善しました。

 

6月の登録車は前年同月比15.8%減の197,530台で10ヶ月連続前年割れとなりました。

登録車ランキングでは10位中、6車種がトヨタ車となっていますが5月が10位中、8車種だったのでランキングにも変化が出てきています。

1位のトヨタ「ヤリス」は2ヶ月連続で首位をキープしていますが台数は87.7%と2ヶ月連続で前年割れとなっています。2位のトヨタ「カローラ」も2ヶ月連続で順位をキープしています。

3位には5月5位だった日産「ノート」が浮上、5位にはホンダ「フリード」、7位にホンダ「フィット」、8位にホンダ「ヴェゼル」、15位に新型ホンダ「ステップワゴン」がホンダ車がランクインしています。

 

6月の軽自動車は前年同月比0.4%減少の130,336台、13ヶ月連続前年同月割れとなりました。

1位にはホンダ「N-BOX」が再び首位に返り咲いていますが前年同月86.7%の台数となっています。2位は5月に僅差で初の首位となったスズキ「スペーシア」、3位は2ヶ月連続でダイハツ「ムーヴ」、4位に前年同月275.0%の台数となったスズキ「ワゴンR」となっています。

 

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