2022年9月2日発売
2022年9月1日、本田技研工業は新型「シビック タイプR」を発表、9月2日から販売を開始しました。
7月21日にオンラインで行われたワールドプレミアで世界初公開され、9月1日時点で工場出荷時期目処は半年以上とアナウンスされています。
今回、6代目となるシビック タイプRは、5代目がイギリスで生産されていたのに対して生産拠点が埼玉製作所完成車工場となり、「純国産」となっています。
5代目の生産終了から1年2ヶ月のブランクを経て登場した新型シビック タイプRは5代目をベースとしたハイパフォーマンスモデルとなっています。
注目ポイント
①エクステリア
外観は、グリル開口部が大きくなり空力性能を追求したサイドシルガーニッシュやリアスポイラーなどが装備、アフェンダーはボディと一体化されています。
ボディカラーは、イメージカラーの「チャンピオンシップホワイト」のほか、「ソニックグレー・パール」、「クリスタルブラック・パール」、「フレームレッド」、「レーシングブルー・パール」の全5色となっています。
②インテリア
タイプR専用シートとフロアカーペットを採用、赤と黒を用いてハイコントラストで車に乗り込むときの高揚感と運転時に集中できる空間が演出されています。
③走行性能
先代モデルの2.0L VTEC TURBOエンジンをベースにターボチャージャーを刷新、最高出力243kW、最大トルク420N・mへと向上しています。
冷却性能向上のためにフロントグリル開口面積を大きくし、旧型(5代目)と比べラジエーターの有効開口面積を48%拡大、ボンネットに設けたフードベントから排出するエアフロ―レイアウトとすることで、排熱と空力性能を向上しています。
足廻りにはTYPE R専用にチューニングされたミシュラン製のタイヤ、ホイールはインナーとアウターのリム形状を反転させた「リバースリム構造」を採用、接地性が向上しています。
④安全装備
先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」が標準装備、広い範囲と高い精度で対象物を検知するフロントワイドビューカメラ、ガラスや外壁など非金属も高い精度で検知する前後ソナーセンサー、リアのレーダーが採用となっています。