2022年今冬からガソリン車、来春からe-POWER車発売
2022年11月28日、日産自動車は「セレナ」フルモデルチェンジを実施し、ガソリン車を今冬、e-POWERを来春から発売を開始します。
セレナは、1991年6月にデビューした「バネットセレナ」から約30年間、日産を代表するミニバンとして人気を博して来ました。今回の6代目となるフルモデルチェンジでは5代目から6年半ぶりとなりエアロパーツを装備しない標準車「X」「XV」においては5ナンバーサイズが保持される他、最上級グレードには新設定となる「LUXION」には、スカイラインやアリアに採用されている「プロパイロット2.0」がミニバンとしては世界初搭載、第2世代「e-POWER」、クルマ酔いをしづらくするための工夫などが先進技術が搭載されています。
注目ポイント
①エクステリア
フロント廻りはグリルからヘッドライトへシームレスに繋がるデザインに変更、グリルは水平基調でワイド感を強調するバータイプへ、ヘッドライトは3灯式のLEDヘッドライトが採用されよりシャープな印象が強まっています。ボディカラーは、2トーン4色、モノトーン10色の全14色をラインアップされています。
②インテリア
室内の広さは1.2~2.0Lクラスのミニバンでもっとも広いスペースとなっています。運転席からの視界を遮る凹凸を減らすことで、視界が開け、運転のしやすさを向上しています。
シートは素材の高級感と、お菓子などの食べかすが隙間に入り込みにくく、飲み物などをこぼしてしまった時もふき取りやすいなどの機能性を両立しています。
③快適性&ユーティリティ
第2世代「e-POWER」と高剛性サスペンションが、車体の動きをなめらかにし、新開発のシートが車体の揺れの伝達を抑え、クルマ酔いにつながる頭の急な揺れを抑制します。
ハンズフリーオートスライドドアやデュアルバックドア、全席にスマートフォンや財布などを置ける小物置き場を設置、エアコンの操作には、直感的に使いやすい先進的なデザインのタッチパネル式オートエアコンを採用などより快適性が向上しています。
④動力性能
新開発の1.4Le-POWER専用エンジンを組み合わせた第2世代「e-POWER」の搭載でエンジンの作動音を抑制するとともに、よりパワフルで気持ちの良い加速性能を実現しています。
車両状態や走行環境に加え、ナビと連携しながらエンジン作動タイミングを制御する世界初のエネルギーマネジメント技術でエンジンの作動頻度を低減し、高い静粛性を実現しています。
⑤先進運転支援技術
「プロパイロット」は全車に標準装備、「プロパイロット2.0」を、最上位グレード「e-POWER LUXION(ルキシオン)」に標準装備となっています。
「衝突回避ステアリングアシスト」や一度駐車した場所を駐車枠として記録することが出来る、メモリー機能付きの「プロパイロット パーキング」を日産として初搭載しています。「e-POWER LUXION」には、リモコン操作で車の出し入れが可能となる「プロパイロット リモート パーキング」を搭載しています。
「プロパイロット 2.0」は、ナビゲーションで⽬的地を設定し、⾼速道路の本線に合流するとナビ連動ルート⾛⾏を開始、⾞線変更をともなう追い越しや分岐なども含めて、ルート上にある⾼速道路の出⼝までの⾛⾏を⽀援、状況に応じて同⼀⾞線内でハンドルから⼿を離すハンズオフも可能です。