車販

【10月の国内新車販売台数動向】10ヶ月連続前年同月二桁増!!

前年同月プラスは14ヶ月連続に!

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した10月の新車登録台数は、前年同月比10.7%増、397,672台で14ヶ月連続でプラスとなっています。(表1)

仕入れ先の工場事故によって、トヨタ自動車が10月16日~25日まで国内工場の稼働が停止、完成車の出荷に影響が出ましたが配車遅れは月末分に留まっており微減で済んでいます。

コロナ渦前の2019年10月は消費税増税直後だったこともあり314,794台まで低下、翌2020年10月は406,851台まで回復していますがここと比べても0.23%ほどのギャップしかないことからも半導体不足が解消に向かい、生産が回復していると言えます。

ただ、上記トヨタ自動車の配車遅れは11月に影響が出る可能性があります。

 

10月の登録車は前年同月比14.9%増の243,144台で10ヶ月連続プラスとなっています。

登録車ランキングでは国内工場の稼働停止による配車遅れがあったもののトヨタ車は10位中7車種がランクインしています。

1~4位までは順位に違いはあるものの8月から同じ顔ぶれで1位のトヨタ「ヤリス」は10ヶ月連続首位をキープ、3位のトヨタ「ルーミー」は9月から順位を上げており、4位のトヨタ「シエンタ」は9月から1つ順位を下げていますが台数は前年同月の横這いとなっています。

 

10月の軽自動車は前年同月比4.7%増の154,528台で3ヶ月連続で前年同月プラスとなっています。

1~6位までは9月と同じランキングとなっており1位のホンダ「N-BOX」は、17ヶ月連続首位を維持、新モデルの効果もあり前年同月比140.2%、2万台を超える台数となっています。

新型スペーシアが間もなく発表となるので順位に変動があるかもしれません。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。