西日本台風の影響は軽微、前年同月比17.3%増！！
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した8月の新車登録台数は、前年同月比17.3%増、340,342台で12ヶ月連続でプラスとなっています。（表1）
8月上旬に西日本を襲った台風6号の影響でマツダ2工場、トヨタ・日産の工場が一時、稼働停止となりましたが登録台数への影響は微減だったようです。
2022年8月は登録車・軽自動車併せて290,042台と300,000台を割り込む低水準だったこともあり反動増が大きかったと言えます。
8月の登録車は前年同月比19.4%増の213,865台で8ヶ月連続プラスとなっています。
登録車ランキングではトヨタ車が15位中、12車種がトヨタ車となっており、トヨタ車の占める割合は非常に多くなっています。
1～7位まではトヨタ車が独占、前年比を大きく超える登録台数となっており、1位の「ヤリス」は8ヶ月連続首位を維持、4位の「ルーミー」、6位「ノア」、7位「ヴォクシー」はいずれも前年同月比180%近い台数、3位「シエンタ」、5位「プリウス」に関しては前年同月300%を大幅に超える台数となっています。
8月の軽自動車は前年同月比14.0%増の126,477台、7月は前年割れとなったものの再び前年同月プラスとなっています。
1～７位までは7月と同じランキングとなっており、1位のホンダ「N-BOX」は、15ヶ月連続首位をキープ、今秋のフルモデルチェンジ前ながらも好調な台数となっています。2位にはダイハツ「タント」が12ヶ月連続で2位で前年同月比213.9%、3位はスズキ「スペーシア」で前年同月比129.9%となっています。
11位のデリカミニ/eKはデリカミニは7月から順位を上げ3,593台、前年同月194.5%と好調です。
