しかしコロナ前の水準には遠く及ばず。。。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した9月の新車登録台数は、前年同月比10.7%増、437,493台で13ヶ月連続でプラスとなっています。(表1)
しかし、新型コロナウイルスや半導体・部品不足の影響がなかった4年前の2019年9月の548,209台と比べると約8割程度の台数となっておりコロナ渦前の水準には遠く及んでいません。
9月の登録車は前年同月比12.5%増の272,208台で9ヶ月連続プラスとなっています。
登録車ランキングではトヨタ車が15位中、11車種がトヨタ車となっており、相変わらずトヨタ車の占める割合は多いです。
1~4位までは8月と同じ順位となっており、1位のトヨタ「ヤリス」は9ヶ月連続首位をキープ、2位のトヨタ「カローラ」、3位のトヨタ「シエンタ」、4位トヨタ「ルーミー」はいずれも前年同月比40%増を超える台数となっています。5位には日産「ノート」が入り約半年ぶりトヨタ車以外のランク入りとなりました。
9月の軽自動車は前年同月比7.9%増の165,285台、7月は前年割れとなったものの2ヶ月連続で前年同月プラスとなっています。
1~5位までは7月から同じランキングとなっており1位のホンダ「N-BOX」は、16ヶ月連続首位を維持、すでに新型発売が発表されおり、今後の販売台数にも注目が集まっています。
10位までのランキングのうち4車種、そのうち3車種は上位3位までがスーパーハイトワゴン(高い全高+両側スライドドア)がランクインしており、市場の人気が伺えます。