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【7月の国内新車販売台数動向】4.1%増!しかし増税前駆け込みは薄

2ヶ月ぶりにプラスへ

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した7月の新車販売台数は、前年同月比104.1%、459,443台と2ヶ月ぶりにプラスとなりました。(表1)

7月の登録車は前年同月6.7%増加の300,799台で2ヶ月ぶりのプラスとなりました

トヨタ「プリウス」が4ヶ月連続販売台数1位、その他、中大型車が前年を超えています。ホンダも「フリード」「ヴェゼル」がけん引し、販売台数を伸ばしています。一方で、日産自動車は、昨年12月から8ヶ月連続減少しています。

軽自動車は、前年同月比0.6%減の158,644台、ホンダの「N-BOX」は23ヶ月連続で1位。

3月28日全面改良した日産の「デイズ」は、前年同月比126.5%と好調を維持しています。7月9日にフルモデルチェンジとなったタントは前年同月比135.6%と好調で6月の4位から順位を1つ上げました。スズキは完成検査体制の立て直しにより生産が減少していることなどから、大幅減少となっています。(表2)

10月からの消費税増税に対して駆け込み需要が気になるところですが、現場では「納期確認」をするお客様が出始めている一方で、「購入」については全体的に慎重になっている模様です。

自販連は、「7月のプラスは販売の稼働日が前年より1日多かったことが影響」、全軽自協も「駆け込み需要の動きはない」と見ています。

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